ニュース番組のあり方を根本から変えたと言われる伝説のキャスター、久米宏さん。 2026年1月1日、81歳でこの世を去ったというニュースは、日本中に大きな衝撃を与えました。
「ニュースステーション」での鋭いコメントや、「ザ・ベストテン」での軽快なトークなど、テレビの黄金時代を支え続けた久米さんですが、長年の活躍に伴い、その「資産」や「遺産」にも大きな注目が集まっています。
フリーアナウンサーとして前例のない成功を収めた久米さんは、一体どれほどの富を築いていたのでしょうか。
この記事では、久米宏さんの驚くべき資産規模や予想される遺産額、そしてその行方となる相続人について、過去のデータや具体的なエピソードを交えて深く掘り下げて解説します。
久米宏さんの資産に遺産額は?

結論から申し上げますと、久米宏さんの遺産額は、不動産や預貯金を含めて「数億円から10億円以上」の規模になると推測されます。
その理由は、彼が日本のテレビ史上、最も稼いだフリーアナウンサーの一人であり、長者番付(高額納税者公示制度)の常連だったからです。
具体的に、久米さんの収入のすごさがわかる3つのポイントを紹介します。
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ニュースステーション時代の破格のギャラ 1985年から18年半続いた「ニュースステーション」時代、久米さんの年収は一時、数億円に達していたと報じられています。当時、キャスター個人の契約金としては異例の金額であり、サラリーマンの生涯年収をわずか数年で稼ぎ出すほどの規模でした。
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生涯推定収入は40億円超え 過去に雑誌などで発表された「芸能人の生涯推定収入ランキング」において、久米宏さんは約42億円を稼ぎ出したとされています。これは、多くのお笑い芸人や俳優を抑えての上位ランクインです。もちろんここから税金や経費が引かれますが、手元に残った資産だけでも相当な額になることは間違いありません。
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こだわりの「終活」と不動産 久米さんは生前、神奈川県鎌倉市の由緒あるお寺に、約2000万円をかけて生前墓を建てたことが話題になりました。また、都内の一等地に自宅を構えていることからも、資産の大部分が不動産として残されている可能性があります。
これらを総合すると、一般的な富裕層のレベルを遥かに超えた遺産が残されていると考えられます。
久米宏さんの遺産相続人は?

久米宏さんが遺した莫大な遺産を受け継ぐのは、基本的には奥様である久米麗子(れいこ)さんお一人になる可能性が極めて高いです。
その理由は、久米ご夫妻の間にはお子さんがいらっしゃらないためです。
民法のルール(法定相続)について簡単に説明します。
亡くなった方に子供がいない場合、遺産を受け取る権利があるのは「配偶者(妻)」と「亡くなった方の兄弟姉妹」になります。
久米さんにはお姉さんがいらっしゃるため、法律通りに分けると、妻が4分の3、兄弟姉妹が4分の1を相続することになります。
しかし、ここで重要になるのが「遺言書」の存在です。
久米さんは非常に几帳面な性格で、早くからお墓を準備するなど「終活」に熱心でした。そのため、「妻に全財産を相続させる」という内容の遺言書をしっかりと作成していた可能性が高いです。
奥様の麗子さんは、元々は久米さんのスタイリストを担当されていた方で、公私ともに久米さんを支え続けた「戦友」のような存在です。
「おしどり夫婦」として知られた二人ですので、久米さんは愛する奥様が生活に困らないよう、万全の準備をされていたと考えるのが自然でしょう。
久米宏さんの経歴や生涯収入は?

久米宏さんがこれほどの資産を築けた背景には、日本のアナウンサーの常識を覆し続けた、輝かしい経歴があります。
彼はただニュースを読むだけでなく、「自分の言葉で世の中を斬る」というスタイルを確立したパイオニアでした。
久米さんのキャリアは大きく2つの時代に分けられます。
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TBS局アナ時代:エンタメの頂点へ 早稲田大学卒業後、TBSに入社。「ぴったし カン・カン」などのバラエティで人気を博し、黒柳徹子さんと司会を務めた「ザ・ベストテン」では最高視聴率41.9%という驚異的な記録を打ち立てました。この時期に「早口でまくし立てる独特の話術」が完成し、国民的な人気者となりました。
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フリー時代:報道の革命児へ 1979年にTBSを退社しフリーになると、1985年からテレビ朝日で「ニュースステーション」を開始しました。 それまでのニュース番組は「真面目に原稿を読むだけ」のものでしたが、久米さんはノーネクタイで画面に登場し、わかりやすい言葉で解説したり、時には怒ったりするスタイルを持ち込みました。これにより、ニュース番組がエンターテインメントとして成立するようになり、彼自身の市場価値(ギャラ)も跳ね上がったのです。
生涯収入が40億円を超えると言われるのは、単に長く働いたからだけではありません。
「ニュース番組で高視聴率を取れる」という、テレビ局にとって代わりの利かない圧倒的なブランド力を持っていたからこそ、これだけの金額が動いたのです。
久米宏さんの訃報に伴い著名人の声をまとめ

テレビ界の巨星である久米宏さんの訃報を受け、多くの著名人や関係者が悲しみのコメントを寄せています。
その言葉からは、久米さんがいかに多くの人に影響を与え、愛されていたかが伝わってきます。
特に注目されたのは、やはり「ザ・ベストテン」で長年コンビを組んだ黒柳徹子さんの反応でしょう。
「あんなに早口で、頭の回転が速い人は他にいませんでした。
喧嘩もしたけれど、最高のパートナーでした」と、当時の思い出を振り返りながら別れを惜しんでいます。
また、ニュースステーションの後任を務めた古舘伊知郎さんや、現在の報道番組で活躍するキャスターたちからも、「久米さんが道を作ってくれたから、今の僕たちがいる」「ニュースを面白くする方法を教えてくれた師匠だった」といった、尊敬と感謝の声が相次いでいます。
そして、最期を看取った奥様の麗子さんが明かした、「大好きなサイダーを一気に飲み干して旅立ちました」というエピソードは、最後まで自分らしさを貫いた久米さんの人柄を表しているとして、多くのファンの涙を誘いました。
まとめ

今回は、日本を代表するキャスター・久米宏さんの資産や相続、そして経歴について詳しく解説しました。
記事のポイントをまとめます。
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資産・遺産額:生涯収入は約42億円とも言われ、遺産は数億円〜10億円規模になる可能性がある。
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相続人:お子さんがいないため、奥様の麗子さんが主な相続人となる可能性が高い(遺言書の有無が鍵)。
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経歴の凄さ:「ザ・ベストテン」で娯楽を極め、「ニュースステーション」で報道を変えた、テレビ界の革命児だった。
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世間の反応:黒柳徹子さんをはじめ、多くの著名人がその功績を称え、死を惜しんでいる。
久米宏さんがテレビの中に残した「自分の言葉で伝える」という姿勢は、これからも多くのメディア関係者や視聴者の中に生き続けることでしょう。 心よりご冥福をお祈りいたします。



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